着物 正絹

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着物は正絹の着物?

着物買取りの価格を決める上では、正絹なのか化繊なのかという違いはとても大事です。なぜなら着物買取りの価格に大きな差が出るためです。一番良いのは着物を購入した時に付いてくる証明書が手元にあることです。着物業界ではこの証明書を「証紙」といいます。正絹であることを証明できる証紙もあるので、着物と一緒に持っていれば買取りの手続きがスムーズになり、品質に見合った買取価格が提示されることになります。
ところが、譲り受けた着物や古い着物の場合、証紙がなくなっていることがあります。正絹は光沢があり柔らかな感触がありますが、化繊でも素晴らしい光沢をもっている物もあります。そのため見た目だけでは判断しにくく、本当に正絹の着物なのか確かめるのは難しくなります。
着物の光沢を確認して、生地に触ってみて、それでも正絹かどうかよく分からない場合は、繊維くずを燃やす方法があります。着物自体を燃やしてしまうと大変なので、糸くずやハギレがあればそれを燃やして正絹がどうか見分けていきます。絹の成分はタンパク質なので、化繊とは違った燃え方や匂いがします。
正絹を燃やしてみると、髪の毛を燃やした時の同じような匂いがして、燃えた後でも形が残りやすく、指で触ると粉っぽさがあります。ポリエステルやナイロンなどの石油系の化繊の場合、ペットボトルが溶ける時のような状態になり、化学物質的な匂いがします。火を消すと溶けた断面が固まってしまうので灰は残りません。レーヨンは絹のような光沢があり、手触りも柔らかいため、見分けるのは難しい素材になりますが、燃やした時に違いが出てきます。レーヨンは綿やパルプなどでできているため非常に燃えやすく、紙を燃やした時のような白っぽい灰になりますが、タンパク質は含まれていないので、シルクを燃やした時のような匂いはしません。
正絹は水に弱いので、濡れてしまうとすぐシミになってしまい、生地が縮んでしまいます。ただ、水に濡らす方法は生地自体がダメになってしまうので、糸くずを燃やす方法が一番簡単です。